子宮頸がん検診で高度異形成だと手術をすすめる3つの理由とは?
子宮頸がん検診で高度異形成だと手術をすすめる3つの理由とは?
子宮頸がん検診を受けると
「異常が見つかったから精密検査を受けてください」と言われることがあります。
そして精密検査を受けた結果、
「高度異形成があるから手術しましょう」と言われることがあるのです。
「え?高度異形成で手術?もしかして子宮頸がんだったの?」
とものすごく不安に感じてしまうかもしれません。
あるいは高度異形成ってまだ子宮頸がんではないので
なぜ手術をするのか?意味がわからないという方もいるでしょう。
「高度異形成ってどんな状態なの?」と良く分からない方はこちらの記事をご覧ください。
⇒
高度異形成は子宮頸がんと同じ症状があるの?
この記事では高度異形成だと手術をすすめられる3つの理由について解説します。
高度異形成だと手術をする3つの理由とは?
高度異形成は自然治癒する可能性が低いから
異形成には3つの段階があります。
です。
軽度異形成と中等度異形成はほとんど自然に治り
正常な細胞に戻ります。
ですが、高度異形成は自然に治る可能性が3割くらいしかありません。
つまり高度異形成を放っておくと残り7割の確率で子宮頸がんになるということです。
だから高度異形成だと手術がすすめられるわけです。
高度異形成は上皮内癌と同じ扱いを受けているから
高異形成は国際的な診断基準では上皮内癌と同じ扱いを受けています。
というか、高度異形成と上皮内癌という子宮頸がんの状態と見分けがつきにくいのです。
そういった意味ではガンの可能性があるのなら
手術をして治してしまおいという考えから
高度異形成の患者さんには手術がすすめられるわけです。
高度異形成の手術をしたら実は子宮頸がんだったということがあるから
これは2つ目の理由に近いですね。
高度異形成と子宮頸がんである上皮内癌は見分けがつきにくいのです。
精密検査で高度異形成であっても手術してさらに詳しい検査をしてみたら、
実は子宮頸がんだったということがあります。
だから精密検査で高度異形成だとわかったら手術がすすめられるのです。
では、高度異形成だとどんな手術を受けて
その手術は何時間くらいかかるのでしょうか?解説しました。
⇒
子宮頸がんの手術時間ってどれくらいかかるの?