子宮頸がん検診で高度異形成が!ガン保険はどうなる?
子宮頸がん検診で高度異形成が!ガン保険はどうなる?
子宮頸がん検診で異常な細胞がみつかることがあります。
子宮頸がん検診では子宮頚部から細胞を採取して
顕微鏡で異常な細胞がないか?確認しています。
子宮頚部は子宮の中でも膣よりです。
子宮頚部の細胞は子宮頸がんになるまでに
以下のような流れで変改していきます。
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
で、上記の流れでも
高度異形成は
子宮頸がんの前段階の状態です。
「じゃ、軽度異形成でも手術などの治療が必要なの?」
と心配になる方もいるでしょう。
ですが、軽度異形成や中等度異形成の場合
90%以上の確率で自然に治ってしまいます。
だからたいてい様子見となります。
「それでも治療してくれ!」と言われたとしてもそもそも保険がきかないケースが多いです。
つまり自費診療扱いとなる場合もあります。
でも、高度異形成だと判断されたら手術がすすめられることもあります。
高度異形成の状態だと放置しておくと上皮内癌という
子宮頸がんの細胞に変化するケースが多いからです。
だからもちろん治療で保険が適用されます。
「じゃ、高度異形成だと診断されたらガン保険がおりるの?」
と期待してしまう方もいるかもしれません。
ですが、高度異形成ではガン保険は適用されません。
なぜなら高度異形成は厳密な子宮頸がんというガンではないからです。
もし高度異形成で手術をして組織を検査して
子宮頸がんに変化していると判断された場合には話は変わってきます。
その場合でも、ガン保険の会社の契約書などにもよるでしょうから
診断したお医者さんや保険会社さんに詳しい話を聞くようにしましょう。
最後にまとめますと、子宮頸がん検診で高度異形成だと診断されても
ガン保険がおりることはありません。
もし精密検査して高度異形成でなく子宮頸がんだと判断されたら
ガン保険がおりる可能性があります。
続いて高度異形成の場合に行われる治療について詳しく解説しました。
⇒
子宮頸がん検診で高度異形成だと手術をすすめる3つの理由とは?