子宮頸がんはウイルスが原因で起こるガンです。
具体的にはヒトパピローマウイルスが感染して起こります。
男性と性交渉することで感染することもあります。
とはいえ、男性と性交渉してパピローマウイルスに感染しても
子宮頸がんになる確率は10%未満です。
「じゃ、自分は大丈夫かな?」と思いながらも
やっぱり「もしかして子宮頸がんになったらどうしよう・・・」という不安もあると思います。
子宮頸がんを発症しやすい年齢は30代後半から40代にかけてです。
そしてこれくらいの年代の女性が毎年子宮頸がんで亡くなっています。
データとして、毎年9,800人の女性が子宮頸がんを発症し
2700人の女性が亡くなっているそうです。
ヒトパピローマウイルスに感染しても子宮頸がんになり危険な状態になるまで
約10年程度かかると言われています。
その間、少しずつ子宮の細胞は形を変えていき『がん』に変化していくのです。
そのため、子宮頸がんになる前の状態でも検査で早期発見することができます。
そんなこともあって、
20歳以上の女性は2年に1回子宮頸がん検診を受けるように推奨されています。
子宮頸がんの検診で早期発見し、早期治療すれば完治が可能です。
ただ、こんな子宮頸がん検診にこんな心配を持っていませんか?
「
子宮頸がんの検査って痛いってことないかな?」って。
そこで子宮頸がん検診ってどんなことをするのか?
そして痛いのか痛くないのか解説しますね。
まず子宮頸がん検診を受けに病院に行くと
- 問診票に
- 検診を受けた履歴
- 生理に関すること(最後にいつ生理がきた?など)
- 妊娠歴
- 出産歴
- その他あなたが心配に感じている事
などを記入するように看護師さんに言われます。
それで、検査を受ける順番になるまで待合室で待機します。
順番になったら検査室に入って服を抜いて検査する台の上にのります。
あなたの目と先生の目が合わないようにたいてい
カーテンで仕切ってくれますのでご安心ください。ちょっと恥ずかしいくらいです。
で、先生がカーテン越しに子宮頸がんの検査について詳しく説明してくれます。
先生の説明がすんだら子宮頸管の細胞を採取するために
クスコという器具を使って膣を拡げます。
そのうえで、子宮頸管の細胞を採取します。
所要時間は約3分間くらいです。
ここで緊張しすぎるとお腹に力が入り過ぎ
痛くなりますので、リラックスを心がけましょう。深呼吸するとよいかもしれません。
そうすれば痛いと感じることはほとんどありません。
子宮頸がんの検査が終了すると、さすがに細胞を採取するので
少し出血がありますが、そこまで痛くありません。
子宮頸管の細胞を採取するといってもゴシゴシ擦り取る感じですから。
別にナイフとか使って切り取るわけではありません(苦笑)
結論としましては子宮頸がんの検査は痛いというより恥ずかしい方が強いと思います。
子宮頸がんは早期発見・早期治療が可能です。
そういった意味でも、2年に1回は子宮頸がん検診に行くようにしましょう。
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