子宮頸がんの手術後に起こり得る後遺症とは?
子宮頸がんの手術後に起こり得る後遺症とは?
の3種類です。
子宮頸がんが見つかっても手術をすれば
ガン自体を取り除くことは可能かもしれません。
ですが、
後遺症が残るケースがあります。
円錐切除術は子宮頸がん検診や精密検査で異形成が見つかった場合に行われる手術です。後遺症が残ることはまずありません。
ですが、特に広汎子宮全摘出術を受けると後遺症が残ります。
この記事では広汎子宮全摘出術を受けた場合に残る後遺症について解説します。
子宮頸がんの手術後に起こる後遺症とは?
子宮頸がんの手術の中でも広汎子宮全摘出術は子宮以外にも骨盤や膣まで
広範囲に摘出する手術なので、後遺症が残りやすいです。
骨盤の神経を傷つけてしまうと、
オシッコや便を自分の意思で出せなくなるという後遺症が残るケースがあります。
「トイレに行きたい」という感覚がなくなるということです。
そのため、尿をする時間を決めておき
その時間になったらトイレに行くようにします。
ただ、夜寝ているときには尿が漏れてしまうので
このようなグッズは欠かせません。
⇒
一晩中モレ安心【ユニチャーム】ライフリー ズレずに安心紙パンツ用尿とりパッド 夜用
あと、便が出にくい後遺症が残る場合もあります。
その場合には食物繊維の多い食生活に変えたり、水を多く飲むなどして便秘対策をします。
それでも便が出ない場合には下剤をお医者さんに処方してもらいましょう。
それから卵巣を摘出した場合には女性ホルモンの量が不足します。
すると後遺症として更年期障害のような症状がでることがあります。
どんな症状が出るか?というと
- イライラする
- 顔が急にほてる
- 大量の汗をかく
- 体がだるくなる
などです。
他にも更年期障害と同じような症状が出ますので
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒
更年期障害の症状
子宮頸がんの手術を受けると上記のような後遺症が残る可能性があります。
それでも手術を受けずに様子を見ていると肺にガンが転移して
つらい症状と戦わないといけなくなります。
⇒
子宮頸がんが肺に転移したらどんな症状がでるの?
そうならないためにも、主治医の先生の指示に従って
手術が必要なら手術を受けるようにしましょう。