子宮頸がんの手術時間ってどれくらいかかるの?
子宮頸がんの手術時間ってどれくらいかかるの?
子宮頸がん検診で異形成が見つかることが多いです。
その後、精密検査を受け、異常が見つかった場合には手術を受けることになります。
異形成についてよくわからない方はこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がん検診で異形成!どんな症状がでるの?
です。
細かく分けるともっとありますが大きく分けたら上記の2種類の手術があります。
この記事ではそれぞれの手術にかかる時間について解説します。
円形切除術にかかる手術時間は?
円形切除術は精密検査で高度異形成という
子宮頸がんになりかかっている状態の方に行うことの多い手術です。
そのため、異常な細胞のある部分を切り取り病理検査に送ります。
病理検査に送って異常がなければ、それで治療は終了します。
この手術にかかる時間は30分程度です。
ただ、手術前に麻酔をかけますし、手術が終わったら麻酔が覚めるまで
医師が待機しているので、これらの時間も含めると約2時間くらいかかります。
続いて子宮を全部摘出する手術にかかる時間ですが
これは転移しているかどうか?によっても変わってきます。
リンパ節などに転移している場合にはリンパ節郭清という手術も行うので
もしかしたら8時間くらいかかる場合もあります。
そういった転移がない場合には手術時間自体は2時間程度です。
これに麻酔をかけたり覚ましたりする時間も併せるとおよろ4時間くらいはかかるでしょう。
また、子宮を全部摘出する手術をした後、患者さんの体力はかなり弱っている事が多いです。何日か入院が必要になります。
子宮頸がんの手術を受けると後遺症が起こる場合があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がんの手術後に起こり得る後遺症とは?