子宮頸がんはストレスが原因?
子宮頸がんはストレスが原因?
「子宮頸がんはストレスが原因で起こるの?」と不安に感じている方は多いです。
たとえば家族の誰かが子宮頸がん検診で診断されたら
「もしかした私といつもケンカしてストレスを感じていたからかな?」と不安になってしまうわけです。
子宮頸がんはストレスが原因で起こるのでしょうか?
まずそもそもガンには2種類あります。
1つは自分の体に存在する細胞がガン細胞に変わるパターン
このパターンの場合にはストレスなどによって抵抗力が弱りガン細胞に変わっても
やっつけきれません。
その結果、ガンを発症してしまいます。
もう1つはウイルスに感染してガンを発症するパターン
子宮頸がんはこのパターンが原因です。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスというウイルスが原因で起こります。
つまり、子宮頸がんはウイルスが原因で起こるものなので
ストレスが原因で起こるわけではありません。
また、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスが感染しても
すぐに子宮頸がんになるわけではありません。
10年の歳月をかけて少しずつ子宮の細胞が変化してがん細胞に変わっていきます。
ヒトパピローマウイルスに感染している10年間、
ストレスがなくてもどんどん正常な細胞が、がん細胞に変化していきます。
「じゃ、どうやってヒトパピローマウイルスに感染してしまうの?」
と気になってしまいますね。
ヒトパピローマウイルスが感染する原因は彼氏や旦那さんとの性交渉です。
ヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉によって
女性の子宮にウイルスが侵入し感染します。
そのため、予防策として性交渉時には男性にコンドームを着用してもらいましょう。
ヒトパピローマウイルスに感染しないために重要です。
もし、男性との性交渉の経験があって心配な方は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
子宮頸がんは先ほども申しましたが
ヒトパピローマウイルスに感染して10年かけてがん細胞に変わって発症します。
10年の間に少しずつ細胞が変化していくので
子宮頸がんを発症していなくても検診で診断が可能です。
ただ、「子宮頸がん検診って痛いんじゃないの?」と心配な方もいるでしょう。
そこで詳しく解説しました。
⇒
子宮頸がん検診って痛い?どんな検査をするの?