子宮頸がん異形成で実施する円錐切除術とは?
子宮頸がん異形成で実施する円錐切除術とは?
子宮頸がん検診で異形成だと診断された場合対処としては
のどちらかになります。
ただ、異形成といっても
とあり、軽度異形成や中等度異形成は
様子を見ているうちに高確率で自然治癒します。
高度異形成の場合、ガン細胞と区別が難しいため
手術をすすめられることが多いです。
つまり、異形成の中でも高度異形成の場合には手術になる場合が多いです。
「高度異形成の場合に行われる手術ってどんなの?」
と気になると思います。
高度異形成の場合に行われるのは円錐切除術です。
高度異形成で実施される円錐切除術ってどんな手術?
円錐切除術は、高度異形成ができている子宮頚部を円錐状に切除する手術のことです。
そのままって感じですね。
ただ、円錐切除術と言っても
- メスで子宮頚部を切除する方法
- 電気メスを使って子宮頚部を切除する方法
があります。
メスを使う円錐切除術だと鋭利な刃物で子宮頚部を切るので
出血量が多くなりがちです。
電気メスを使う円錐切除術だと
電気で「ジュッ」と子宮頚部を焼き切る感じなので、
出血量が少ないです。
出血量が多いと止血に時間がかかるので手術時間が長くなるし
術後の痛みも増します。
そのため現在では電気メスを使った円錐切除術が主流です。
電気メスの場合、手術時間は10分程度です。かなり短時間ですね。
子宮頸がんの手術は円錐切除術以外にもあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がんの手術にはどんな方法があるの?
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