子宮頸がん 手術 方法

子宮頸がんの手術にはどんな方法があるの?

精密検査で子宮頸がんが見つかった場合
  • 手術
  • 放射線治療
  • 抗がん剤

 

などの治療を行います。

 

子宮頸がん 手術

 

子宮頸がんの進行具合や年齢などで治療法を患者さんと相談の上決めます。
この記事では子宮頸がんの手術方法について解説します。

 

子宮頸がんの手術にはどんな方法があるの?

 

円錐切除術

 

子宮頸がん 手術

 

子宮頸がんの検査で高度異形成や上皮内癌だと
診断された場合に行われる手術法です。

 

「高度異形成とか上皮内癌の意味がわかりません!」
という方はこちらの記事をご覧ください。

 

高度異形成と上皮内癌って何が違うの?子宮頸がんの検査

 

円錐切除術は子宮頚部にできたガン細胞などの異常な部分を
円錐状に切り取る手術です。

 

手術して切り取った部分は病理検査に出して
専門の先生が詳しく検査し、今後の治療法を決めます。

 

もし完全にガン細胞が取り切れていたら
今後は定期的に検査をするだけで治療は終了です。

 

でも完全に癌組織を取り切れていないなら
再度手術をしたり抗がん剤を使用したりします。

 

円錐切除術は子宮を全部摘出する手術ではありません。
なので、妊娠して出産することも可能です。

 

円錐切除術についてもっと詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。

 

円錐切除術ってどんな手術?子宮頸がんの治療法

 

単純子宮全摘出術

 

子宮頸がん 手術

 

もし子宮頸がんが子宮頚部の表面だけでなく、
内部や周辺に拡がり始めたなら円錐切除術ではガンを取りきるのは不可能です。

 

その場合には単純子宮全摘出術を行います。

 

単純子宮全摘出術は子宮を全部摘出する手術です。
ですが、子宮以外の臓器は摘出しません。

 

そういった意味では後述する広汎子宮全摘出術とは違います。

 

広汎子宮全摘出術

 

子宮頸がんが膣や骨盤、リンパ節などに拡がっている場合に行われる手術方法です。

 

子宮だけでなく周りの組織も摘出するので
出血量も多くなりますし、後遺症や合併症の危険もあります。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

子宮頸がんの手術後に起こり得る後遺症とは?

 

子宮頸がん手術でよく起こる合併症とは?

 

最後にまとめますと

 

子宮頸がんの手術方法は3つあります
  • 円錐切除術
  • 単純子宮全摘出術
  • 広汎子宮全摘出術

 

の3つです。

 

 

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