LSILになる原因とは？子宮頸がんにならないために
子宮頸がんの状態を表現する方法としてベセスダ・システムがあります。
「ベセスダ・システムって何？」とよくわからない方は
こちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
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⇒子宮頸がん検診結果でベセスダとは？
この記事ではベセスダ・システムの一つLSILの原因について解説します。
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子宮頸がんの前段階LSILの原因とは？
まずLSILは子宮頸がんの状態ではありません。
LSILは軽度異形成という状態で
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス（HPV)に感染している状態です。
子宮頚部の正常な細胞は
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
の順番に子宮頸がんの状態になっていきます。
つまり、軽度異形成は正常細胞から少し異常な細胞に変化しただけです。
90％以上の確率で元の正常な細胞に戻ります。
だからLSILだと診断されたとしてもそんなに心配する必要はありません。
ただなぜLSILになったのか？気になりますね。
LSILになる原因ですが、LSILは先ほども申しましたが
ヒトパピローマウイルスに感染している状態です。
ではなぜヒトパピローマウイルスに感染したのか？というと
ヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉です。
だからあなたの旦那さんかもしれませんし彼氏かもしれません。
ヒトパピローマウイルスにあなたが感染しても
体に抵抗力があればウイルスを排除できます。
男性との性交渉の後、寝不足であったりストレスがたまっていたりして
体の抵抗力が落ちていると、子宮頚部でヒトパピローマウイルスが増殖します。
その結果、正常な細胞が変化しLSILの状態になったということです。
でも、先ほども申しましたが、LSILでも90％以上の確率で正常な細胞に戻ります。
だからそこまで心配する必要はありません。
- ヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉
- あなたの免疫力（体の抵抗力）が落ちている
この２つが重なることです。