ステージ3A・3Bの子宮頸がんとはどんな状態?生存率は?
子宮頸がんだと診断されたら、「ステージ3です」などと言われます。
ステージは1から4まであります。
ステージについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒子宮頸がんの症状とステージについて解説
この記事では特にステージ3の子宮頸がんについて
どんな状態なのか、また生存率はどれくらいなのか?解説したいと思います。
ステージ3A・3Bの子宮頸がんとは?
- ステージ3A
- ステージ3B
の2つにわけられます。
ステージ3Aではガン細胞が膣壁の下方3分の1にまで達しますが
骨盤壁にまでは達していない状態です。
ステージ3Bではガン細胞が骨盤壁にまで達している状態です。
あるいは尿管がガン細胞で潰され水腎症になっている状態です。
尿管は腎臓から膀胱に尿が流れる通路です。
ステージ3Bの子宮頸がんになり、尿管が潰れると、
腎臓から膀胱へ尿を流せなくなります。
そのため、腎臓が尿であふれかえり水風船のように膨張します。
この状態を水腎症と言います。
水腎症になると、腎臓がひたすら尿で圧迫されるわけです。
そのため腎臓がダメージを受け続け、傷害を受け続けます。
さらに腎臓が水風船のように膨らんでいるため、周辺の神経を刺激し
ものすごくお腹が痛くなります。
ステージ3の子宮頸がんと診断されて場合5年生存率は54%です。
ステージ3の子宮頸がんになると、腎臓という
一度傷ついたら二度と再生できない臓器を壊してしまいます。
もし子宮頸がんを取り除けたとしても
一生腎臓の病気で苦しむことになるわけです。
そうならないためにも子宮頸がんを早期発見して
ステージ3になるまでに治療を受けたいところです。
そのためにも子宮頸がん検診は必ず受けましょう。
また、子宮頸がんワクチンも検討しましょう。
ただ、こんな子宮頸がんワクチンにはこんな噂があります。
果たして本当のことでしょうか?
⇒子宮頸がんワクチンで不妊に!?それってデマなの?
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