妊娠中に子宮頸がん!症状はあるの?
妊娠がわかったら、お医者さんはあなたに
子宮頸がん検診を受けるようにすすめてきます。
日本人の女性が初めて妊娠する年齢は平均で30歳前後です。
子宮頸がんが見つかる年齢も30代。
しかも、妊娠中であっても、妊娠中でなくても
子宮頸がんの初期には症状はありません。
もし妊娠中にどんどん子宮頸がんが進行して症状が出始めたとしても
手術をして子宮を摘出するわけにはいきません。
子宮を摘出する=胎児は死亡するわけですから。
そんなこともあって妊娠がわかったら子宮頸がん検診をお医者さんはすすめてきます。
妊娠してすぐに子宮頸がん検診を受けて
もしガンがわかったなら、早期治療を受けることで
お母さんの命が助かります。もちろん元気な赤ちゃんも生まれてきます。
でも、妊娠中、出産間近になって腰痛などの子宮頸がんの症状が出てきたため、
検査をしてガンが発覚しても、もうどうしようもありません。
腰痛と言った子宮頸がんの症状が出てきた時には
子宮以外の骨盤などにもガン細胞が広がっています。
妊娠中であっても妊娠中でなくても子宮頸がんの症状は基本的には同じです。
⇒子宮頸がんの症状として腰痛がでることがあるの?
骨盤にまでがん細胞が広がってしまうと子宮を全摘出する必要がありますが
そうなるとお腹の赤ちゃんの命を失うことになります。
ただそれでも子宮を全摘出しないと
肺などに転移して手遅れになってしまう可能性もあるのです。
だからこそ、妊娠中であっても、できるだけ早い段階で
子宮頸がん検診を受け、もしガン細胞が見つかったら
すぐに治療を受ける必要があるのです。
子宮頸がんでも症状のない初期なら
円錐切除術と言って、子宮頚部の一部を切除するだけで完治しますから。
最後にまとめますと、妊娠中に子宮頸がんを発症しても
初期症状はありません。でも、ガンが進行すると腰痛などの症状がでます。
結局のところ妊娠中であっても妊娠中でなくても子宮頸がんの症状は同じということです。
ただ、妊娠中の方がより早期発見が重要だということですね。
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