子宮頸がん検診でASC-Hという結果が!どういう意味?
子宮頸がん検診を受けると何らかの結果が返ってくきます。
異常なしという判断なら「あぁよかった」と一安心できるでしょう。
でも、まれに意味不明な検査結果が返ってくることがあります。
それが今回の記事のテーマであるASC-Hという検査結果です。
子宮頸がん検診の結果はクラスといってTからXという数字で判定される場合と
もう一つ数字以外で判定される場合の2種類あります。
クラス分類ではTとUは陰性、つまり異常なしです。
VaとVbは擬陽性でちょっと怪しいという意味です。
WとXはガンという意味です。
クラス以外のもう一つの分類をベセスダシステムと言います。
- NILM・・・異常なし
- LSIL・・・軽度異形成
- HSIL・・・中等度異形成から高度異形成
- SCC・・・ガン
- ASC-US・・・意義不明な異型扁平上皮
- ASC-H・・・高度病変を除外できない異型扁平上皮
という意味です。
LSILとNILMに関してはそれぞれ以下のの記事をご覧ください。
⇒子宮頸がん検診の結果でNILMとはどういう意味?ガンのこと?
ASC-USとASC-Hは診断する先生が「異常な細胞なのかな、
それとも異常はないのかな、どちらかな」と迷った時につけることが多いです。
それくらい微妙だけど放っておけないという判断なのが
ASC-US、ASC-Hという検査結果なわけですね。
もっと突っ込んで考えるとASC-USはNILMとLSILの間くらいの判断で
ASC-HはLSILとHSILの間くらいの判断という意味合いだと考えて間違いありません。
したがって今回の記事テーマであるASC-Hという結果が返ってきたのなら
精密検査をすすめられるはずなので、必ず受けるようにしましょう。
精密検査を受けることで白黒がはっきりとつきます。
もし精密検査で高度異形成という判断が返ってきたら
もしかしたら手術を受けることになるかもしれません。
「え、手術?」と不安に感じる方もいると思うので
理由について詳しく解説しました。
⇒子宮頸がん検診で高度異形成だと手術をすすめる3つの理由とは?
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