子宮頸がん検診はどれくらいの頻度で受けた方がいいの?
子宮頸がん検診を受けていますか?
子宮頸がんは毎年1万人くらいの女性が発症し、
3500人の方が亡くなるという身近も存在する恐ろしい病気です。
発症すると命を落とすこともある子宮頸がんですが
検診で病気の有無をある程度判断できます。
ただ、「子宮頸がん検診って痛いんじゃないかな?」
と不安で受けれていない方もいるでしょう。
子宮頸がん検診に不安を感じている方はこちらの記事をご覧ください。
「子宮頸がん検診を受けよう」と思ったとしても
どれくらいの頻度で受けた方がよいのか?疑問を持っている方もいるでしょう。
というのは、一応成人女性は2年に1回子宮頸がん検診を受けた方が良いと言われています。
ですが、2年に1回子宮頸がん検診を受けるのが面倒な方もいるでしょう。
あるいは、「2年に1回で大丈夫なの?もっと高頻度で検診を受けた方がいいのでは?」
と感じている方もいるはずですから。
そこで子宮頸がん検診をどれくらいの頻度で受けた方がよいのか?解説します。
子宮頸がん検診はどれくらいの頻度で受けるべき?
子宮頸がん検診は2年に1回の頻度で受けることが推奨されています。
そもそも子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染することで発症します。
「どこで感染するの?」というと
ヒトパピローマウイルスは男性の性器についているので
性交渉時に感染するわけです。
具体的にはヒトパピローマウイルスに感染してから
子宮頸がんを発症するまでに最低3年かかると言われているのです。
だから、男性との性交渉があってから3年以上たつ方は
すぐに子宮頸がん検診を受けたほうがよいでしょう。
また、別に20代以上の成人女性でなく10代の女性でも
性交渉が3年前にあったのなら、子宮頸がん検診を受けるべきです。
じゃ、「なぜ2年に1回の頻度で子宮頸がん検診を受けるべきなのか?」
というと検診自体100%正しいわけではないからです。
子宮頸がん検診は細胞診といって、子宮頚部の細胞を採取して
顕微鏡で確認しているだけです。
別にヒトパピローマウイルスに感染しているとかそこまでの検査はしていません。
だから、検査結果が異常なしだからといって100%安心することはできないのです。
ただ、1年に1回の頻度だと子宮頸がん検診を受けるのも大変だということで、
間をとって2年に1回の頻度になっています。
なので、子宮頸がんのことが心配なら
1年に1回の頻度で検診を受けた方がよいでしょう。
あるいは子宮頸がん検診でも細胞診だけでなく
ヒトパピローマウイルスの検査も受けて異常がなければ
3年に1回の頻度絵検診を受けてもよいでしょう。
最後にまとめますと
ヒトパピローマウイルスに感染してから子宮頸がんを発症するまで最低3年かかります。
とはいえ、子宮頸がん検診は細胞診だけしか行わないので
検査自体100%正確ではないことから、2年に1回の頻度で受けるように言われています。
だから心配な方は1年に1回の頻度で子宮頸がん検診を受ける。
それとも細胞診とヒトパピローマウイルスの感染の有無を調べる検査と併用することで
3年に1回の頻度で受けるか?検討するようにしましょう。
ただし、ヒトパピローマウイルスの検査は自費診療になる可能性が高いです。
詳しくはお近くの病院に問い合わせるようにお願いします。
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