子宮頸がんの原因HPVの潜伏期間はどれくらい?
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスの感染です。
ヒトパピローマウイルスはHPVとも言われています。
HPVはHuman papillomavirusの略です。
ただ、ヒトパピローマウイルスは100種類くらいあります。
人間にアメリカ人や日本人がいるような感じです。
100種類のヒトパピローマウイルスの中でも
病気を引き起こすタイプを大きく2つに分けることができます。
低リスク型HPVと高リスク型HPVです。
ある研究ではHPVに感染している女性の割合は
10代だと57%、20代前半だと37%だったそうです。
それくらい身近といえるHPVですが、症状は以下の通りです。
低リスク型は男性だと性器の周囲がかゆくなったりします。
女性だと性器の周辺にイボができたりします。
高リスク型は要注意です。
最初は無症状ですが、
女性の子宮頚部に感染して子宮頸がんを引き起こすことがあるからです。
次に、HPVの潜伏期間を解説します。
まずそもそも潜伏期間の定義から。
潜伏期間とは病気の原因(ウイルスや細菌)に感染してから
症状が出るまでの期間を指します。
HPVは異性や同性との性交渉が原因で感染しますから
性交渉をしてから、どれくらいの期間で症状が出るか?が
潜伏期間だとご理解ください。
低リスク型の潜伏期間は3週間くらいから8ヵ月くらいと言われています。
症状は先ほども申しましたが、男性なら性器のかゆみ、
女性なら性器にイボが出来ることが多いです。
続いて高リスク型、つまり子宮頸がんを引き起こすHPVの潜伏期間ですが
現在のところ、はっきりしたことはわかっていません。
ただ、10年くらいの潜伏期間を経て子宮頸がんを発症するケースもあります。
性交渉をしてから10年くらいの間、少しずつ子宮頚部の細胞が悪いものに変化していき、
ガン細胞に置き換わってくるのです。
ちなみに子宮頚部の場所はこちらの画像を参考にしてください。
最後にまとめますと子宮頸がんの原因、HPVの潜伏期間は
はっきりとはわかっていません。
ただ、10年くらいの潜伏期間を経て子宮頚部の細胞ががん細胞に置き換わるケースもあります。
潜伏期間の間でも少しずつ細胞が変化するため
子宮頸がん検診で、ある程度の診断が可能です。
早期発見をすれば早期治療につながります。
もし子宮頸がん検診を受けることに不安を感じているなら
こちらの記事を参考にしていただけるとうれしいです。
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