HPV検査の方が子宮頸がん検診より役立つの?
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスの感染です。
ヒトパピローマウイルスはHPVとも言います。
子宮頸がんかどうか調べる方法としては
- 子宮頸がん検診
- HPV検査
の2種類があります。
子宮頸がん検診は子宮頚部の細胞を採取し
顕微鏡でガン細胞があるかないか、確認する検査です。
子宮頚部は子宮でも膣よりの場所にあります。
詳しい場所はこちらの画像でご確認ください。
HPV検査は子宮頸がんの原因になるHPVに感染しているかどうか?確かめる検査です。
とはいえ、ほとんどの女性は子宮頸がん検診は受けるもののHPV検査を受けません。
子宮頸がん検診もガンの発見に重要ですがHPV検査も重要です。
子宮頸がん検診では異形成というガンになりかけの細胞が見つかることがあります。
ただ、放っておいたら、時間とともに異形成が消えていたり
逆に異形成だと思っていたら、ガン細胞があったという話もあります。
「異形成って何?」と良く分からない方はこちらの記事をご覧ください。
⇒子宮頸がん検診で異形成だと診断された!自然治癒する確率は?
つまり子宮頸がん検診だけではガンの有無を正確に判断できないということです。
でも、あるデータによるとHPV検査で陽性といって
ヒトパピローマウイルスに感染していることがわかった方の場合
子宮頸がん検診や精密検査でがんを見落とす確率は0.1%だそうです。
つまり、より正確に子宮頸がんの有無を調べるなら
HPV検査は重要だということです。
もし、今まで子宮頸がん検診は受けたことがあるけど
HPV検査を受けたことがないなら、自宅で簡単にできますので
一度検査を受けてみた方がよいでしょう。
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