子宮体がん検診はどんな方法でおこなうの?
子宮体がんは芸能人の原千晶さんも発症したことがあります。
誰にでも起こりうるガンだということです。
こちらの動画で原千晶さんが語っています。
原千晶さんの場合には、二度子宮がんにかかっていて
一度目は子宮頸がんのみ、二度目は子宮頸がんと子宮体がんの併発です。
子宮頸がんに関しては子宮頸がん検診を受ける方もいらっしゃるでしょう。
でも、子宮体がん検診を受ける方は少ないです。
理由としては子宮頸がんは性交渉をしたことのある女性なら
誰でも発症する可能性のあるガンです。
でも、子宮体がんは40歳以上の女性が中心で起こる癌です。
しかも女性ホルモンのアンバランスが原因で起こります。
子宮体がんは20代、30代の女性には起こりにくいため
当事者意識が薄くなりがちだからです。
とはいえ、原千晶さんは35歳のときに子宮体がんを発症しています。
そういった意味では、30代であっても子宮体がん検診を定期的に受けた方がよいでしょう。
子宮体がんはどんな方法で実施するの?
子宮体がんはこちらの画像のように子宮頸がんよりも体の奥にできます。
子宮頸がん検診も子宮体がん検診も
器具を膣から挿入し、細胞を採取して顕微鏡で異常を確認する方法が採用されています。
子宮頸がん検診だと子宮頚部といって膣から近い部分なので
器具を間違って粘膜に刺したりして傷つける危険は少ないです。
でも子宮体がん検診だと子宮頚部よりも奥の細胞を採取するので
その分、間違って器具を粘膜に強く当ててしまい出血させるリスクが高まります。
あなたもそうでしょう。
棒を使って物を取る時。近いものを取るのと遠いものを取るのとでは
どちらの方が簡単でしょうか?
そうですね。近くの物を取る方が楽ですし確実です。
遠くのものを取る方が難しいです。
これと同じで子宮頚部よりも子宮体部の方が器具を挿入する膣からしたら遠いです。
だから子宮体がん検診の方が検査で傷つけたり、
検査後痛みを感じる可能性が高いのです。
たとえば子宮体部に炎症があっても、場所が遠いので
存在に気づかずに器具が当たってしまい出血させてしまう危険だってあります。
遠い場所のものを採取するのはそれだけいろんな危険が伴うってことです。
そのため、子宮体がん検診を行うクリニックによっては
経膣超音波を使って検査するところもあります。
経膣超音波を使うことで外から器具を挿入することなく
現在の子宮の状態を確認することができます。
子宮内に炎症があるのかないのか?
あるならあるで、その部分を避けて子宮の細胞を採取できるので
傷つけずに安全に検査をすることができます。
また、子宮体がん検診が終わった後
再度経膣超音波を実施し、問題なく出血させずに検査ができたか?
確認することもできます。
安全に経膣超音波を使えるクリニックはこちらで確認できます。
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