子宮頸がんはウイルスが原因で起こる病気なの?
子宮頸がんの原因はウイルスです。
ウイルスには
- ノロウイルス
- インフルエンザウイルス
- エンテロウイルス
- エボラ出血熱ウイルス
などなど、いろんな種類がありますが
子宮頸がんの原因ウイルスはヒトパピローマウイルスです。
ヒトパピローマウイルスはHPVとも言います。
ヒトパピローマウイルスはさらにハイリスク型と低リスク型に分かれます。
ハイリスク型のヒトパピローマウイルスこそが子宮頸がんの原因になるのです。
低リスク型のヒトパピローマウイルスの場合には
尖圭コンジローマといって性器周囲にイボができる原因になります。
ただ、尖圭コンジローマはガンではありません。
そのため全身に転移しして命に関わるということはないです。
とにかく、子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)です。
HPVの中でもハイリスク型の感染によって子宮頸がんを引き起こします。
「じゃ、どうやってハイリスク型のHPVに感染するの?」
と疑問に感じる方もいるでしょう。
ハイリスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染している男性との性交渉によって子宮頸がんを引き起こします。
男性はハイリスク型のHPVに感染すると陰茎癌や肛門癌になることもあります。
ただ、女性よりも癌になる確率は低く、ほとんど無症状です。
だから、まさか女性も「この人、ハイリスク型のHPVに感染しているのでは?」
と疑うことがありません。
ともあれ、ハイリスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染している男性との性交渉で
子宮頚部に感染します。
その後約10年くらいかけて少しずつがん細胞に変化し
子宮頸がんを発症すると言われています。
HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染した10年間で
子宮頚部の正常な細胞は少しずつ異常な細胞に変化していきます。
そのため、子宮頸がん検診を受ければ、
まだ子宮頸がんを発症していなくても異常に気付くことが出来るのです。
子宮頸がん検診の流れについてはこちらの記事をご覧ください。
⇒動画で確認!子宮頸がん検診の流れをご紹介します
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