子宮頸がんの原因ウイルスはどうやって感染するの？
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染することで起こります。
ヒトパピローマウイルスと『ウイルス』の文字が入っていることからもわかるように
ウイルスが原因で子宮頸がんになります。
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスにどうやって感染するのでしょうか？
結論としましては男性との性交渉が原因で感染します。
ヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉によって
女性の陰部に感染してしまうのです。
「男性はヒトパピローマウイルスに感染して症状とかないの？」
と思われた方も知れませんね。
男性の場合も、ヒトパピローマウイルスに感染したら
肛門癌や陰茎ガンを引き起こすことがあると言われています。
ただ、男性が肛門癌や陰茎ガンを引き起こす確率は
女性の子宮頸がんを引き起こす確率の10分の1だそうです。
「どれくらいの女性が子宮頸がんだと診断されるの？」
と気になる方はこちらの記事をご覧ください。
⇒子宮頸がん検診結果で精密検査なら何％の確率でガンと診断される？
上記のリンク先で示したデータよりもさらに男性は10分の1少ないわけです。
だから、男性はヒトパピローマウイルスに感染してもほとんど問題になりません。
話は戻って子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスは
男性との性交渉によって感染します。
だからコンドームを使って男性と性交渉をすれば
かなりの確率でヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことができます。
「かなりの確率で」と書いたのには理由があります。
というのは、ヒトパピローマウイルスは男性の陰茎の部分だけでなく
肛門などコンドームでは防げない場所にも存在しているからです。
そう考えると、最低でも2年に1回は子宮頸がん検診を受けて
もし異常が見つかったらすぐに適切な治療を受けるしかないということですね。
最後にまとめますと子宮頸がんの原因になる
ヒトパピローマウイルスが感染するのは男性との性交渉によります。
コンドームで予防しようとしても肛門にもウイルスは存在しているため
2年に1回は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
