アスカスとは?子宮頸がん検診で気になる用語解説
子宮頸がん検診を受けた後、後日結果が郵送されてきます。
検診を受けてどれくらいで結果が返ってくるか?はこちらの記事をご覧ください。
⇒子宮頸がん検診の結果はどれくらいでわかりますか?
子宮頸がん検診の結果を見ると『ASC-US』と記載されていることがあります。
ASC-USは『アスカス』と読みます。
正直、アスカスという結果を見てもよくわからないと思います。
ただ、よくわからないまま放っておくこともできません。
もしかしたら正常でない細胞が自分の体にあるかもしれないので。
かといって、どこに相談したらよいかわかなくて困って当サイトをご覧になっているのだと思います。
そこで子宮頸がん検診の結果でよくあるアスカスとはどういう意味なのか?
解説したいと思います。
アスカスとはどういう意味?
そもそもASC-US(アスカス)という表記は
子宮頸がんの検査の中でも新しいタイプです。
ベセスダシステムという分類の一種がアスカスです。
アスカスとは子宮頚部の細胞に変化があって軽度異形成かただの炎症か
子宮頸がん検診レベルでは判断できないグレーゾーンという意味です。
「軽度異形成って何?」とよくわからない方はこちらの記事をご覧ください。
⇒軽度異形成は治る病気なの?どうすればいいの?
ただ一つ言えるのは子宮頸がん検診で返ってくる結果の中でも軽度異形成は
そんなに危険な結果ではないということです。
軽度異形成であっても、時間がたてば自然消滅するくらいです。
つまり自然に治ってしまいます。
アスカスという結果は、「軽度異形成かどうかわからない」レベルなので
そこまで心配する必要はありません。
とはいえ、まれではありますが
放っておいたら時間とともに子宮頸がんに発展することもあります。
だから、後日精密検査を受けたり
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスに感染していないか検査するようにしましょう。
ヒトパピローマウイルスに感染していてアスカスなら
子宮頸がんに発展する可能性が否定できないので定期的に健診を受けるべきです。
ヒトパピローマウイルスの検査は自宅で簡単にできますよ。
最後にまとめますとアスカスとは軽度異形成かどうか微妙な細胞ができているという意味です。
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