子宮頚部上皮内癌が再発することってある？
子宮頚部にガンができることがあります。
子宮頚部にできるガンを子宮頸がんといいます。
特に子宮頸がんの中でも初期のものを子宮頚部上皮内癌といいます。
子宮頚部に上皮内癌ができた場合、手術をおこないます。
手術方法として
- 子宮を全部摘出する方法
- 子宮の一部を切り取る方法
があります。
手術で子宮を全部摘出すれば
癌細胞がなくなっているはずです。
なのに、子宮頚部にできた上皮内癌が再発することがあります。
そもそも再発って何ですか？というと
再発とは手術や抗がん剤治療などでがん細胞が消えてなくなったはずなのに
時間がたってみると、がん細胞がどんどん増えて大きくなっていく状態をいいます。
子宮頸がんの場合、再発は治療を受けて
治ったと思ってから2年以内に起こることが多いです。
「じゃ、子宮頸がんが再発する場所ってどこが多いの？」
と思われた方もいるでしょう。
確かに子宮頚部に上皮内癌ができたために子宮を摘出してしまったら
再発する場所がなさそうな気がしますね。
子宮頸がんが再発する場所として多いのは子宮がもともとあった場所にできることが多いです。
子宮頸がんの再発事例の約25％がもともと子宮があった場所です。
子宮を全摘出していないケースだと
子宮頸がんができる子宮頚部や他にも膣壁などに再発するケースが多いです。
再発事例の約75％を占めます。
肺や肝臓に転移してしまうケースは約15％あります。
「もし子宮頸がんが再発してしまったらどんな治療になるの？」
と思った方もいるでしょう。
子宮を摘出しても再発しているので、手術でガンを取り除くのは難しいです。
そのため抗がん剤や放射線治療をおこなうことが多いです。
こちらも参考に！⇒子宮頚部に上皮内癌ができたらどんな症状がでるの？
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