子宮体がん検診が終わった後にお風呂に入ったらダメな理由
子宮体がん検診は40歳以上の女性なら誰もが受けるべき検査です。
詳しい理由はこちらの記事をご覧ください。
⇒子宮体がん検診は何歳から受けるべき?
とにかく、この記事では子宮体がん検診を受けた前提でお話をすすめていきます。
子宮体がん検診を受けた後、お風呂に入りたい方もいるでしょう。
いろいろ検査されて体が汚れた気分にもなってしまいますから
お風呂に入ってキレイになりたいと感じるのは当然のことだと思います。
ただ、子宮体がん検診を受けた後、看護師さんやお医者さんから
「子宮体がん検診を受けた当日はお風呂に入らないでください」
と指示されることが多いです。
でも、先ほども申しましたが、お風呂には入りたいと思うのは普通のことです。
では、お医者さんや看護師さんの指示を守らずに
お風呂に入っても大丈夫なのでしょうか?
子宮体がん検診当日にお風呂に入るのはダメ?
結論としては子宮体がん検診を受けた当日にお風呂に入るのはダメです。
ここから子宮体がん検診を受けた後に、お風呂に入ったらいけない理由を解説します。
子宮体がん検診は膣から細い棒を挿入して
子宮の中をゴシゴシかきまわして細胞を採取し
顕微鏡で異常があるかどうか確認する検査です。
子宮の中をゴシゴシ棒でかきまわすわけですから中は確実に出血しています。
「私の場合には出血していませんでした」という方もいます。
でも、それは違います。
検査を受けた女性が確認できるのは体の外に出血したかどうかです。
そういうことではなくて、子宮の中では確実に出血しているのです。
ただ、子宮内の出血が膣から外に漏れ出ていないだけの話です。
このことを前提にさらに解説を加えますと。
お風呂って一見キレイに見えますが
家族みんなが1日働いたり外出したりしてついた汚れを落とす場所です。
湯船の中には目には見えませんがばい菌がうじゃうじゃいます。
うじゃうじゃいるばい菌がもしあなたの膣内に侵入し子宮に入ったらどうです?
子宮の中は確実に出血していてばい菌が入りやすい環境ですよ。
たとえば。手を怪我して出血しているところに
鼻水のついたティッシュが当たったら膿みそうじゃないですか?
それと同じで、ばい菌だらけの湯船に入って
もしばい菌が膣に侵入し子宮に入ったら子宮が炎症を起こし大変なことになります。
下手をすると子宮を摘出しないといけない事態になる可能性だってあります。
そういった意味で、子宮体がん検診を受けた当日はお風呂には入らない方がよいでしょう。
ただ例外的にシャワーしか浴びないというなら
膣からばい菌が侵入する可能性が低いので許可しているクリニックもありますね。
その辺は子宮体がん検診を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
最後にまとめますと子宮体がん検診を受けた日にお風呂に入るのはやめましょう。
出血している子宮の中にばい菌が入って膿んでしまう可能性があるからです。
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