子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするのでしょうか?わかりやすく解説しました。
子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?

子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?


子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?

子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?

子宮頸がん検診では細胞を採取して異常があるかないか確認します。

異形成について説明する医師

正常な細胞が子宮頸がんに以下のような順序で変化していきます。

正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌

この⇔は逆戻りができますが、この⇒は逆戻りできません。
また、上皮内癌と浸潤癌が子宮頸がんです。

何%くらいの確率で異形成から子宮頸がんにまで進行するか?
についてはこちらの記事をご覧ください。
子宮頸がん検診で異形成が見つかる2つの原因とは?

軽度異形成、中等度異形成、高度異形成は
正常な細胞とは形が違ってもガン細胞ではありません。

炎症というばい菌と戦っている細胞であったり
老化してきたために変化した細胞であることもあります。

つまり、軽度異形成、中等度異形成、高度異形成の状態なら
まだ正常な細胞に戻る可能性もあります。
また、子宮頸がんになると確定したわけでもありません。

ただ、そんな異形成の細胞であっても手術を行うこともあります。

手術

異形成の中でも高度異形成と診断された場合には
円錐切除術という手術を行う場合があります。


子宮頚部の中でも異常が確認できたところを円錐状に切り取る手術です。

子宮頚部はどこか?についてはこちらの画像をご覧ください。

子宮頚部

なぜ円錐切除術という手術を行うのか?というと
2つの意味があります。

1つは異常な部分を切り取って、
子宮頸がんかどうか?将来子宮頸がんになってしまうのか?詳しく調べるという意味
です。

子宮頸がん検診は細胞を採取して検査する方法です。
円錐切除術は子宮を一部切り取って調べます。
だから、細胞の検査よりもより正確な診断が可能です。

細胞の集合体が子宮です。細胞は1個レベル、
子宮は細胞が何千個何万個と集まったものですから。

細胞の検査なら偶然調べた細胞が異常なのものなら異形成と診断されます。

ですが、子宮を一部切り取った検査なら、
全体を見て判断できるので正確さがまるで違います。

続いて円錐切除術という手術を行う2つ目の理由としては
異常な部分を切り取り、異常な細胞が消えたなら治療としての効果があるわけです。

円錐切除術は子宮全部を摘出するわけではありません。
異常な細胞があったからといって子宮を全部摘出するのは酷な話です。

であるなら、異常な部分だけ切り取って治るものなら
これ以上の治療法はありません。

そういった意味でもまだ高度異形成という癌細胞が
見つかっていない状態だからこそ行う手術法なのです。

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