子宮頸がん検診で異形成が見つかったらどんな治療をするの?
子宮頸がん検診で異形成が見つかったらどんな治療をするの?
子宮頸がん検診で異形成が見つかったらどんな治療をするのでしょう?
そもそも異形成は正常な細胞とは違う形をしているけどガン細胞ではない細胞のことです。
正常な細胞は以下のような流れでガン細胞へと変化していきます。
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
と細胞が変化します。
上皮内癌と浸潤癌が子宮頸がんです。
あと、この⇔は逆戻りできますが、この⇒は後戻りできません。
つまり、軽度異形成、中等度異形成、高度異形成の状態なら
まだ正常な細胞に戻ることも可能ということです。
もし子宮頸がん検診で異形成と診断されたら
どんな治療を受けることになるのでしょうか?
軽度異形成の治療法は?
軽度異形成の場合、正常な細胞に戻る確率は約95%です。
つまり、様子を見ているうちに自然に治ります。
だから治療はしません。
たいてい子宮頸がん検診後3か月くらいして再検査して様子を見ます。
中等度異形成の治療法は?
中等度異形成もたいてい正常な細胞に戻るので
治療を行わないことがほとんどです。
この場合にも数か月後に再検査しながら経過観察をしていきます。
高度異形成の治療法は?
高度異形成になると、ガン細胞に変化する寸前のレベルなので
治療を行うことが多いです。
治療法としては円錐切除術という手術を行います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?