子宮頸がん検診で異形成の再発が発覚!再発する原因とは?
子宮頸がん検診で異形成の再発が発覚!再発する原因とは?
子宮頸がん検診で異形成という結果が返ってくることがあります。
子宮頸がんは子宮頚部にできるガンの一種です。
子宮頚部の場所はこちらの画像でご確認ください。
異形成は子宮頚部の正常な細胞が変化したものを言います。
ただ、異形成はガン細胞ではありません。
以下のように異形成は正常細胞とガン細胞の間です。
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
上皮内癌と浸潤癌が子宮頸がんの状態です。
だから異形成だったらまだガンではありません。
ただ、高度異形成という状態は、後一歩で子宮頸がんの状態です。
だから手術で子宮の一部を切除することがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がん検診で異形成見つかったらどんな手術をするの?
たいてい高度異形成の状態でも手術で異常な部分を切除すれば
子宮頸がんに発展するケースはほぼありません。
あとは1年に1回くらいの定期検診で様子を見る程度で
安心して日常生活を送ることができます。
ただ、中には高度異形成の手術後の検査で異形成が見つかることがあります。
つまり、異形成の再発です。
なぜ異形成が再発することがあるの?
異形成が再発する原因ですが
そもそも子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスの感染です。
ヒトパピローマウイルスは男性との性交渉で感染します。
いくら異形成を手術で取り除いても
ヒトパピローマウイルスが体に残っているなら再発するのは当然のことです。
あるいは男性との性交渉が続いている場合には
再度ヒトパピローマウイルスに感染し、異形成が再発することは
あり得ることです。
そういった意味では、異型性が再発した場合
あまり深く悩まずに、主治医の先生と相談の上適切な治療を受けるようにしましょう。
最後にまとめますと、
異型性が再発する原因は2つ
- ヒトパピローマウイルスが体内に残っていた
- 性交渉で人lパピローマウイルスに感染した
です。
【関連記事】
子宮頸がん検診の結果でNILMとはどういう意味?ガンのこと?