子宮頸がん検診を受けるとこんな結果が返ってくることがあります。
の3種類のうちどれかです。
とはいえ、どれも異形成という文字がついていますね。
異形成とは
ヒトパピローマウイルスに感染することで子宮頚部で発生するガン細胞ではない異常な細胞のことです。
つまり異形成とは正常ではないしガン細胞ではない要注意レベルの細胞のことです。
正常な細胞は以下のような流れでガン細胞へと変化していきます。
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
上皮内癌と浸潤癌は子宮頸がんです。
の3種類は正常細胞とがん細胞の間です。
この記事では軽度異形成が起こる原因について解説します。
先ほども申しましたが、子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染して起こります。
ヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉で女性の子宮頚部にうつります。
その後3年〜10年という長い年月をかけて
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
と細胞が変化していくのです。
つまり、軽度異形成ができる原因はヒトパピローマウイルスに感染している男性との性交渉です。
ただ、男性との性交渉が原因でヒトパピローマウイルスに感染し
軽度異形成の状態になっても、9割以上の確率で元の正常な細胞に戻ります。
そういった意味では軽度異形成が子宮頸がん検診で見つかって
心配でこの記事をご覧になっている方もいらっしゃると思います。
ですがお医者さんの指示に従って、経過観察をすることが重要です。
続いてこちらの記事をご覧ください。
⇒
子宮頸がん検診で異形成の再発が発覚!再発する原因とは?