子宮頸がん検診結果で精密検査なら何%の確率でガンと診断される?
子宮頸がん検診結果で精密検査なら何%の確率でガンと診断される?
子宮頸がん検診は成人女性が受ける検査です。
2年に1回受けることが推奨されています。
子宮頸がん検診を受けて異常なしという結果が返ってきたら
「あぁよかった」と安心することができますね。
ですが、子宮頸がん検診の結果が悪くて
『要精密検査』と精密検査を受けるように指示されることがあるのです。
精密検査と言われると、「もしかして私、子宮頸がんなの?
とものすごく不安な気持ちになってしまうかもしれません。
では、子宮頸がん検診の結果、『要精密検査』と言われたら
何%の確率で子宮頸がんと診断されるのでしょうか?
日本対がん協会が2010年に日本全国で調べたデータがあります。
子宮頸がん検診を受けた人数145万1597人に対して
要精密検査と言われた人数が16971人でした。
16971÷1451597×100=約1.2%です。
つまり、100人の女性が子宮頸がん検診を受けたら
1人か2人くらいが精密検査を受ける計算になりますね。
続いて精密検査を指示された女性のうち
実際に精密検査を受けた方は12495人でした。
だから、精密検査を受診した率は
12495÷16971×100=約74%です
そして12495人のうち子宮頸がんだと診断された女性は924人でした。
924÷12495×100=約7.3%
つまり、精密検査を受けて子宮頸がんと診断される確率は約7.3%です。
子宮頸がん検診の結果、精密検査を指示されても
100人のうち93人はガンではありません。
だから、心配せずに精密検査を受けるようにしましょう。
むしろ、検査結果を怖がって精密検査を受けない方が
後々不安が大きくなってしまいますよ。
もし子宮頸がんが進行してきたら
こんな症状が出て来ることがあります。
⇒
子宮頸がんかどうかチェックできる5つの症状とは?