子宮頸がん検診で陽性ってどういうこと?どれくらいあるの?
子宮頸がん検診で陽性ってどういうこと?どれくらいあるの?
子宮頸がん検診は2年に1回受けるように推奨されています。
子宮頸がん検診は膣から器具を挿入し
子宮頚部の細胞を採取して顕微鏡で検査する方法です。
子宮頚部の場所はこちらの画像でご確認ください。
また、子宮頸がん検診の流れは動画を用いて解説していますので、こちらの記事でご確認ください。⇒
動画で確認!子宮頸がん検診の流れをご紹介します
で、子宮頸がん検診を受けると後日結果が自宅に郵送されてきます。
検査結果はこんな感じの用紙に細かく記載されています。

(画像はhttp://www.josei-kokoro.jp/re-examination.htmlより引用)
検査結果にはクラスⅠ~クラスⅤという文字があって
クラスⅠとクラスⅡは陰性で問題ありません。
ですが、クラスⅢは擬陽性、クラスⅣとクラスⅤは陽性です。
クラスⅢの擬陽性とはどういうことか?というと
子宮頸がんらしい細胞が見つかったけど断定できない状態。
クラスⅣとクラスⅤの陽性は子宮頸がんの細胞だと
想定される細胞が見つかったという意味です。
つまり、少なくともクラスⅢ以上は子宮頸がんの可能性があるため
精密検査を受けた方がよい状態ということです。
ちなみにクラスⅢだから、かなり進んだ子宮頸がんというわけではありません。子宮頸がんの病状が進んでいるかどうかは、クラスではなくてステージという表現で示します。
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
⇒
子宮頸がんの症状とステージについて解説
そういった意味ではクラスⅢという判定が子宮頸がん検診で
返ってきたからと言って深く悩まず精密検査を受けた方がよいでしょう。
最後に子宮頸がん検診を受けた方の95%は陰性で
残りの5%が擬陽性かもしくは陽性と判定されます。
続いて仮に精密検査で子宮頸がんだと診断されたら
5年生存率はどれくらいでしょうか?
詳しく解説しました。
⇒
子宮頸がんが転移したら生存率は何%?