子宮頸がん検診を受けた後、気になる結果の報告があります。
検診の結果は郵送の場合もありますし、
病院の受付で結果の書類をもらう場合もあります。
こちらの画像が検査結果の書類の例です。

(画像はhttp://www.josei-kokoro.jp/re-examination.htmlより引用)
結果を見ると、『クラス』という文字が入っているはずです。
クラス1とかクラス2とか言われても正直よくわかりませんし
「私ってもしかしてガンなの?」と不安な気持ちになってしまう方も多いでしょう。
この記事では子宮頸がん検診の結果でよく目にするクラスについて解説します。
子宮頸がん検診の結果でよむ目にするクラスとは?
まず、子宮頸がん検診の結果としてよく見るクラスは1〜5にわかれます。
なので、クラス1〜5まで、それぞれ解説します。
クラス1
異常なしです。子宮頸がんの細胞や炎症細胞などがまったくない状態です。
クラス2
炎症細胞や年をとって変化した細胞が見つかったらクラス2と判定されます。ただ、子宮頸がんの細胞は見つかっていません。
クラス3
クラス3は
にわかれます。
クラス3aは8割程度の確率でクラス1〜クラス2に戻ります。
でも、「もしかして子宮頸がんの細胞?」とやや疑わしいという判定がクラス3aです。
2〜3ヶ月後に再検査がすすめられることが多いです。
クラス3は子宮の一部を切り取って精密な検査を受けた方がよいレベルです。
クラス3bは手術が必要なレベルです。
クラス4
クラス4は子宮頸がんの可能性がかなり高い状態です。
子宮を摘出する手術が必要な場合もあります。
クラス5
がんが子宮頚部だけでなく、他の場所にまで転移している可能性があります。
手術や抗がん剤、放射線治療が必要かもしれません。
以上が子宮頸がん検診の結果でよく見かけるクラスの説明でした。
続いて、もし子宮頸がん検診の結果、悪い状態なら
精密検査を受けることになります。
すると今度はステージという判定結果が返ってきます。
ステージとクラスはまったく違うので詳しく解説しました。
⇒
子宮頸がんの症状とステージについて解説