子宮頸がんの原因ってHPV以外にもあるって本当?
子宮頸がんの原因ってHPV以外にもあるって本当?
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染することが原因です。
ヒトパピローマウイルスはHPVと略しますのでこの記事では以下HPVと記します。
HPVに感染している男性との性交渉時に女性の子宮頚部に感染します。
子宮頚部は膣に近い部分です。こちらの画像でご確認ください。
ただ、HPVに女性が感染したらすぐに子宮頸がんになるか?
というとそんなわけではありません。
HPVに感染して3年〜10年くらいかかって少しずつ
子宮頚部の正常な細胞が異常な細胞に変化し子宮頸がんの細胞に変化していくのです。
細胞の変化についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒
クラスって何?子宮頸がん検診の結果について
「じゃ、子宮頸がんの原因はHPVで決定ですか?HPV以外にないの?」
と疑問に感じる方もいるでしょう。
なぜなら、HPVに感染したら100%の確率で子宮頸がんになるわかではないからです。
正常な細胞からガン細胞に変わる過程の細胞を異形成と言いますが
異形成であってもたいていは正常な細胞に戻ります。
実際、子宮頸がんの原因ってHPV以外にないのでしょうか?
結論からすると明確な研究データはないようです。
ですが、
ビタミンDの不足も子宮頸がんの原因の一つでは?と考えられています。
また、喫煙者も子宮頸がんの原因になると言われています。
詳しくはこちらの記事で解説されています。
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詳しくはコチラ
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