子宮頸がん検診で異形成!食事はどうする?
子宮頸がん検診で異形成!食事はどうする?
子宮頸がんだけの問題ではありませんが
病気の予防や改善に食事は重要です。
なぜならバランスのとれた食事をとることで
私たちの体の免疫力が上がるからです。
「免疫力って何?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
免疫力とは体に入った異物をやっつける力のことです。
異物には
などがあります。
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスというウイルスです。
なので、
免疫力が高い方がヒトパピローマウイルスをやっつけることができ
子宮頸がんになりにくくなります。
子宮頸がん検診では子宮頚部の細胞を採取して検査します。
子宮頚部の場所はこちらの画像でご確認ください。
そして子宮頚部に存在する正常な細胞は以下のような流れで浸潤癌という
転移することもある恐ろしいガン細胞に変化していきます。
正常細胞⇔軽度異形成⇔中等度異形成⇔高度異形成→上皮内癌→浸潤癌
異形成には
に分かれます。
異形成は正常細胞とがん細胞の間の異常な細胞です。
もし子宮頸がん検診で異形成だと診断された場合でも
免疫力があれば人パピローマウイルスを排除でき自然治癒することもあります。
でも、免疫力がなければ、どんどん細胞が悪化し
上皮内癌、浸潤癌へと変化し骨盤や膣にまで拡大し全身に転移する可能性もあるのです。
「じゃ、どうやって免疫力を上げるの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
免疫力を上げる方法の一つに食事があります。
想像していただきたいのですが
断食したりして、何も食べたかったら体は弱りますね。
食事を一切摂らずに栄養状態が悪くなると
免疫力が下がりウイルスに感染しやすくなり
風邪をひきやすくなったり、子宮頸がんが悪化することもあります。
「じゃ、何かしら食事を摂れば免疫力は上がるの?」
というと、そんなこともありません。
ひたすらお菓子とアイスクリームばかり食べていたら
太ることはあっても免疫力が上がりません。
やはり食事といってもバランスが大事です。
適度に野菜やお肉を食べることが重要です。
おすすめの食事としては
- お米なら玄米
- ワカメなどの海藻類
- キノコ
- 牛肉、鶏肉などの肉類
- イワシやサンマなどの白身の魚
などを毎日日替わりでいろんな種類を食べるように心がけましょう。
とにかく、お菓子やアイスクリームのようなカロリーは高くても
ビタミンやタンパク質などの栄養素の入っていないものを食べても免疫力は上がりません。
お肉や野菜などのビタミンやタンパク質が豊富な食事を
万遍なく食べることが免疫力を上げる秘訣です。
子宮頸がん検診でよく見つかる異形成は免疫力があれば
自然消滅することが多いです。
どれくらいの確率で自然消滅するか?については
こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒
子宮頸がん検診で異形成!治るの?
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