子宮頸がんの異形成が消滅する確率は?
子宮頸がんの異形成が消滅する確率は?
子宮頸がん検診を受けると異形成という診断が返ってくることがあります。
異形成とは正常な細胞ではないけど、ガン細胞ではないという
ある意味中途半端な細胞のことです。
子宮頸がん検診で見つかる細胞は以下の流れでガン細胞に変化していきます。
正常細胞⇒軽度異形成⇒中等度異形成⇒高度異形成⇒上皮内癌⇒浸潤癌
上皮内癌と浸潤癌のどちらもガンです。
上皮内癌は子宮頚部の表面にのみ存在するガン細胞ですが
浸潤癌は放置だと膣や骨盤にまで拡大し、
さらに全身に転移し命に関わるかなり危ないガンです。
に分かれ、
高度異形成は上皮内癌の一歩手前の状態です。
この記事では異形成が消滅する確率をご紹介します。
異形成が消滅するということは上皮内癌や浸潤癌に進行せず
正常細胞に戻るので、不安が解消されるということです。
子宮頸がんの異形成が消滅する確率
以下の確率は国立がんセンターのデータです。
まず軽度異形成が消滅する確率は約99%です。
ほぼ消滅するということです。
次に中等度異形成が消滅する確率は約80%です。
軽度異形成より消滅する確率は低いですね。
当然といえば当然ですが。
最後に高度異形成が消滅する確率は約60%です。
逆に残りの40%は上皮内癌に移行します。
だから高度異形成だと診断された場合には手術をすすめられることが多いです。
以上、子宮頸がんの異形成が消滅する確率でした。
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