子宮がん検診で再検査になる方の割合ってどれくらい?
子宮がん検診で再検査になる方の割合ってどれくらい?
子宮頸がん検診を受けた後、数日すると検査結果が郵送されてきます。
検査結果は封筒に入っています。
封筒に入っている検査結果を開けてみるとまれに
「要再検査」と記載されていることがあります。
不安で顔が青ざめてしまうことでしょう。
もしかしたら目の前が真っ暗になって吐き気を催してしまうかもしれません。
この記事では
子宮頸がん検診で
再検査と指示される方の割合ってどれくらいなのか?解説したいと思います。
子宮頸がん検診で再検査と言われる方の割合はどれくらい?
結論から申し上げますと
子宮頸がん検診で再検査と言われる方の割合は約1%です。
つまり、子宮頸がん検診を100人受けたら1人は再検査を指示されます。
「100人に1人しか再検査だと言われないの!?
じゃ、相当子宮頸がんが進行しているってこと?」
とさらに不安が増大した方もいるでしょう。
ですが、そんなことはありません。
再検査を100人受けたらそのうち5人程度の方しか子宮頸がんは見つかりません。
再検査を受けた方の約5%の方が子宮頸がんだと診断され
手術を受けることになるわけです。
つまり、子宮頸がん検診を1万人受けたらそのうち100人が再検査の対象になります。
再検査の対象になった100人のうち5人が子宮頸がんだと診断されるわけですから、
1万人の女性が子宮頸がん検診を受けたら5人に子宮頸がんが見つかるということです。
子宮頸がん検診の結果、再検査を指示されたのは
ものすごくつらいことだと思います。
でも、再検査を受けても95%の確率であなたは子宮頸がんではないわけです。
むしろ、再検査を怖がって受けないほうが
よほど、不安な気持ちになってしまうことでしょう。
また、再検査で子宮頸がんだと診断されたとしても
上皮内癌というタイプだったら円錐切除術と言って
子宮頚部の一部を切り取る手術を受けるだけで完治できる可能性が高いです。
「上皮内癌って何?」と疑問に感じる方はこちらをご覧ください。
⇒
子宮頚部にできる上皮内癌とは?
むしろ再検査を受けなかったために上皮内癌だと知らずに放置しておくと
その後、浸潤癌と言って全身に転移する可能性のあるガンに変化していきます。
そうなったら手遅れになる確率があがります。
そういった意味でも、子宮頸がん検診の結果、再検査となっても
不安にならずに検査を受けるようにしましょう。
最後にまとめますと子宮頸がん検診で再検査となる方の割合は約1%です。
「子宮がん検診で再検査になる方の割合ってどれくらい?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます