HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率はどれくらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率は?

HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率は?


HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率は?

HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率は?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因です。

HPVについて解説する医師

ただHPVにはいろんな種類があって
低リスクグループとハイリスクグループに分かれます。

低リスクグループに属するHPVは尖圭コンジローマといって良性のイボの原因となります。
ハイリスクに属するHPVが子宮頸がんの原因になるのです。

HPVは型で分類します。

子宮頸がんを引き起こす可能性のあるハイリスクに分類される型は
  • 16型
  • 18型
  • 45型
  • 33型
  • 31型
  • 52型
  • 58型
  • 35型

です。

中でもHPV16型はよりハイリスクな型だと言われています。

そのため子宮頸がんの検査ではハイリスク型の16型などに感染していないか?
調べることがあります。

自宅でも悪性度の高いHPVに感染しているかどうか
簡単に調べることができます。

>> 初めての方も安心!子宮頸がんのリスクを自宅でチェック


では、HPV16型などの悪性度の高いウイルスに
感染していないことがわかったら安心しても大丈夫なのでしょうか?

検査して感染していないことがわかることを『陰性』と言い
感染していることがわかることを『陽性』といいます。

つまりHPVの検査をして陰性だったら、
「自分は子宮頸がんになることはない」と安心しても大丈夫なのでしょうか?

HPVについて解説する医師

結論としてはHPV検査で陰性でも安心できません。

HPV検査でハイリスクの、つまり子宮頸がんになりやすいHPVに感染していない(陰性)と判断された場合でも1年後再検査すると陽性になっていることがあるからです。

しかも最初の検査で陰性で1年後の検査で陽性になった方のうち
3.4%の方で中等度異形成や上皮内癌だと診断されます。


中等度異形成は「子宮頸がんになりやすいから要注意」という意味と同じです。

「中等度異形成とか、異形成って何?」と疑問に感じる方は
こちらの記事をご覧ください。
子宮頸がん検診で異形成!進行速度はどれくらい?

ちなみに、HPV検査で陽性だと判断され、1年後も陽性だと判断された場合、
17%の確率で中等度異形成や上皮内癌だと診断されます。

したがって、HPV検査でハイリスクのHPV16型などに感染していなくても
毎年きちんどHPV検査を受け、さらに子宮頸がん検診も受けるようにしましょう。

子宮頸がん検診の詳しい流れはこちらの記事をご覧ください。
動画で確認!子宮頸がん検診の流れをご紹介します

中等度異形成や上皮内癌などの判断は
子宮頸がん検診や精密検査でわかります。

HPV検査ではわかりませんので、お間違いのないようにお願いします。

HPV検査で陰性の人が1年後子宮頸がんで要注意になる確率は?

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